インプラントについての豆知識 インプラント補習授業
インプラント治療用語集(かぶせ物編)
 

 (1)  クラウン (Crown) / かぶせ物

 (2)  セラミック(ポーセレン) / オールセラミック

 (3)  セラミック クラウン

 (4)  セラミックメタルボンド クラウン

 (5)  ハイブリッド (Hybrid)

 (6)  ハイブリッドセラミック

 (7)  パールエステ

 (8)  サンライズ クラウン

 (9)  白金加金

 (10) 仮歯

 (11) フルベイク

 (12) マージンポーセレン

 (13) ジルコニア

 
やさしいインプラント教室 
 

(1) クラウン(Crown) / かぶせ物

クラウンとは王様がかぶる王冠の事で、インプラントの上にかぶせる「かぶせ物」の事です。「上部構造(じょうぶこうぞう)」とも呼びます。
※ インプラント本体は下部構造。

 
 

(2) セラミック(ポーセレン) / オールセラミック

一般的に陶磁器全般をさします。高温で焼き固めて作る物で、吸水性が無く硬質です。歯と同じような外観のため、かぶせ物や詰め物に使われます。金属を使用しないメタルフリーです(金属アレルギー対応)。
※オールセラミックとは、金属を一切使わずに、セラミックだけで行う治療のことです。
※金属と違い、割れることもありますので、噛み合わせが不自然な方や歯ぎしりをする方は、歯科医師によく相談して下さい。

 
 

(3) セラミック クラウン

大きく分けると3種類です。
1.セラミックメタルボンド クラウン (金属がベース)
2.オールセラミック クラウン
3.ジルコニアセラミック クラウン (人工ダイヤがベース)

   
 

1.セラミックメタルボンドクラウンは金属のかぶせ物の外側に、白いセラミックを焼き付けて本物の歯のように自然に見せた物です。金属がベースですから強度に優れています。

セラミックメタルボンドクラウン  
 

2.オールセラミックスクラウンは、セラミックの材質の進化と共に、かぶせ物のすべての部分をセラミックで作成した物です。歯と近い外観を持つ素材のため自然に仕上がります。しかしメタルボンドクラウンに比べると強度は落ちますので、咬み合わせる力の強い奥歯には使えない場合もあります。金属を使用しないメタルフリーです(金属アレルギー対応)。

オールセラミックスクラウン  
 

3.ジルコニアセラミックスクラウンは、人工のダイヤモンドであるジルコニアをベースとしてかぶせ物を作り、そこに白いセラミックスを焼き付けた物です。強度も金属同様に高いので丈夫であるということ、ベースも焼き付けるセラミックも歯と近い外観を持つ素材のため自然に仕上がります。金属を使用しないメタルフリーです(金属アレルギー対応)。

 

   
 

(4) セラミックメタルボンド クラウン

金属のベースの上にセラミックやレジンを焼き付けます。金属がベースとなっているため、強度があります。自然に近い白さを再現できます。
※セラミックの部分は、金属と違い、割れることもありますので、噛み合わせが不自然な方や歯ぎしりをする方は、歯科医師によく相談して下さい。

セラミックメタルボンドクラウン  
 

(5) ハイブリッド(Hybrid)

二つ以上の異なる物質を組み合わせた物のことをさします。金属を使用しないメタルフリーです(金属アレルギー対応)。

 
   

(6) ハイブリッドセラミック

硬質レジンというプラスチックとセラミック(陶材)を混ぜた物の事をよびます。
かなり自然に近い白さを再現できるので、天然歯に近い仕上がりが期待できます。金属を使用しないメタルフリーです(金属アレルギー対応)。 この材質だけで作れば金属アレルギーの心配がいらないというのも特徴の一つです。
プラスチックが混ざっているため、長年の使用で若干、変色する場合もあります。
※金属と違い、割れることもありますので、噛み合わせが不自然な方や歯ぎしりをする方は、歯科医師によく相談して下さい。

ハイブリッドセラミック  
 

(7) パールエステ

ハイブリッドの硬質レジンです。強度があり、また審美的にも優れた素材です。 他の素材と比べ、着色しにくいというのも特徴です。操作性が高いため、精密なかぶせ物ができるので、耐久性も高いです。 小金井インプラントセンターは、ハイブリッドセラミックの中では一番良いと思っています。金属を使用しないメタルフリーです(金属アレルギー対応)。

 
 

(8) サンライズクラウン

金箔を歯型に圧接し製作したキャップに、セラミックを焼き付けます。金属を使用しないメタルフリーです(金属アレルギー対応)。そのため適合がよいのが特徴の一つです。
また、ベースが金箔なので歯の色とマッチし、他のセラミッククラウンに比べ、より美しく自然な色合いのかぶせ物ができます。 ベースの金箔が薄いので、歯の切削量も少なくてすみますので、神経を残して治療することも可能です。

 
 

(9) 白金加金

ホワイトゴールド、Pゴールドともよばれる歯科用の金属です。金、銀、銅、パラジウム、プラチナなどを合わせた物で、一般的には金が6割含まれています。
歯と合う白系の金属なので審美的にも使われますが、口腔内では安定し腐食に強く、加工する際に完成度の高い精密な技工物ができるのが特徴です。
人との親和性が高く、長期持続性が高いので、一般的に使用される金属ですが、保険は適応されません。「はっきんかきん」と呼びます。
※銅とパラジウムは、金属アレルギーなど体に良くない金属なので、小金井インプラントセンターではなるべく入っていないものを使用したいと思っています。

 
 

(10) 仮歯

かぶせ物を作成する前に、必要に応じて仮歯を入れます。これは、歯を守るため、削ったままだと歯がしみるため、かみ合わせを変化させないため、治療中でもかめるようにするため、削ったままだと見かけが悪いためなどの理由があります。
歯と同じような色をしたプラスチックで作りますので、見た目は本物の歯に近いものができます。しかし硬い物を咬んだりすると、やはり割れてしまうので注意は必要です。硬い物でなければ、普通に食事をなさって結構です
この仮歯ははずす物です。ですから取り外しが出来る接着剤を使用しておりますので、たまに取れてしまうこともあります。粘着性の高い食べ物はさけるようにしてください。はずれた仮歯はお持ちいただければ、ほとんどの場合そのまま接着することができます。

 
 

(11) フルベイク

フルベイクは歯に被せる金属部分の外側を、すべてセラミックで覆ったものです。
フルベイクではないメタルボンドクラウンは歯の生えぎわ部分が金属となるため、歯肉が黒っぽく見えることがあります。

 
 

(12) マージンポーセレン

メタルを使用したメタルボンドクラウンを被せると、ベースに使われる金属が反映して、かぶせ物と歯茎の境目が黒く見えることがあります
このブラックマージンを解消するために、かぶせ物の端までセラミックを使用したものです。

 
 

(13) ジルコニア

ジルコニアは透明でダイヤモンドに近い屈折率があるので、ダイヤモンドに似る安価な人工ダイヤとして、指輪などのアクセサリーに多く使われています。金属を使用しないメタルフリーです(金属アレルギー対応)。
歯科ではその強度と光透過性のため、前歯のかぶせ物によく使われます。セラミックスと合わせ、ジルコニアセラミックスクラウンとして製作するのが一般的です。

 

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